精油って色々種類があるんですね

アロマテラピー検定

    デトックス効果

    精油

    東京都大田区にある英国式リフレクソロジーを営業している『Roeville』をご存知でしょうか?お馴染みのアロマオイルを初めとして、ふっとマッサージなども実施しているところはかなりのお勧めだと聞きます。週末の金曜日、少し早めに上がることのできたOLさんなどは駆け込みでいっても、満足できるような待遇をしてくれることで有名なサロンです。

    さて、何となく気になったことがあるとすればアロマなどに普通に使われている『精油』について気になるのは利用者は当然のことながら、普段エステに行かないようなおじさんが多でも、少し気になった方はアロマなどを始めてみるのもありかもしれませんね。自然の力というものは偉大で、こうした油に姿を変えても花の効能とされている作用はふんだんに発揮されて、人の心を癒してくれるとあれば、いい事だらけです。自然様万々歳です、もはや頭が上がらなくなるでしょう。と言いたいところですが、製油に関しては人間が作業を加えないことには生成することは出来ないので、人間と自然の合作の賜物、というところが妥協点になります。ではまず、精油について話を進めていきましょう。

    ただし、精油を抽出するのは人間になりますが、そこに人工的な施しを加えてはいけないことが最重要になってきます。精油とは『天然100%もの』という縛りの下で、初めてその価値を発揮します。合成物質を一切含まず、アルコール希釈などをしていない完全成分のものだけを指すので、ここに何かしらの手を人間が加えてしまえばそれは既に精油ではなくなってしまいます。意外と厳しいんですね、それを示すように基準としてはハーブ葉の質量に対して0.01%~0.2%程度しか含有せず、かつ全量抽出するには6回から10回程度繰り返し同じ葉を蒸留しなければならないほど、本来は貴重なものなのです。つまりは大量生産は現実的に難しく、安価なものにはできないという、コストの掛かる商品だということが理解できるでしょう。アロマテラピーなどをしている人は知っているかもしれませんが、いざ新しい香料などを買いに行っても、小さな小瓶に入っているのに数百円単位のものからそれこそ数万円単位ものまであるくらいです。高いんですよね、なのでアロマテラピーというものは普通に自宅でやるにしても非常に資金を使う趣味になるのも良く理解できるでしょう。中にはアロマオイルやポプリオイルなどと混同されることもままありますが、混ぜ物を含み大量生産されているものとは全く別物なので、贋物には注意しましょう。

    いやなんとも、お金が掛かることこの上ないんですね、消費者にとっても生産者にとっても苦労と時間、そしてお金を消費しなければ天然の資源を採取できないということです。

    精油の働き

    精油は植物の特殊な分泌液で合成されており、その近くの油細胞に蓄えられているのが一般的である。植物にとってその油は様々な有用な作用を及ぼし、香りの誘引効果により鳥や昆虫に受粉や種子の運搬を託すことで代価を得ている。また、精油独特の苦味などの忌避効果によって害虫やカビなどの有害な菌から植物を守ることも出来るほど、万能なものとなっている。他の植物の発芽や成長を抑える働きのある精油もあり、汗のように蒸発することにより自らを冷却して、太陽熱から守るように働くといったこともある。

    人間にとっても、植物にとっても非常に有効に利用できる代物ですね。それが少量しか生産できないということになれば、稀少性が高くなることには頷けるでしょう。詳しい精油の働きについては以下の通りとなっている。

    • 殺菌作用:バクテリアなどの細菌を殺す作用
    • 抗菌作用:細菌の増殖を抑える作用
    • 抗真菌作用:真菌(カビ)の増殖を抑える作用
    • 抗ウイルス作用:ウイルスの増殖を抑える作用
    • 殺虫・虫除け作用:虫を殺したり、除けたりする作用

    市販されている商品の中には特定の薬草の名前が書かれて、その薬草の効果を発揮しているといった記述が商品にされているところを見たことがあるのは、かなり多いのではないでしょうか。知っている薬草が使われていることで、何となく買ってみてよかったと思うこともあるでしょう。しかしこうした商品においては、薬事法の許可認可を受けていない精油を上記の効能を謳って販売・譲渡する行為は違反とみなされている。精油だからといってきちんとした手続きの元で許可を取っていないと、お縄に捕まらなければいけなくなりますので、間違っても精油する方法が見つかったからといって無断生成・販売は止めましょう。

    精油を取る方法

    精油を取る方法といっても、色々と種類があります。ではどんな種類があるのでしょうか、少し見てみましょう。

    水蒸気蒸留法

    精油成分を一度に留出させるのは実は難しいんです。油のとり方で温浸方を用いることも可能ですが、実はその沸点となる分布は精油として抽出する場合は非常に広範囲なものとなっているのです。一箇所熱が十分になったといってもきちんと油を生成できるということではない、いちいち全ての沸点を探すことも面倒なので、そういう場合は『水蒸気蒸留』方法が適している。水蒸気蒸留とは、蒸気圧の高い高沸点の化合物を沸点以下の温度で蒸留する方法の事を指している。限定された意味での製油というのは水蒸気蒸留で得られたものの事を指しており、蒸留させるにも100℃以上の熱が掛かってしまうので、熱によって変質しやすい精油の採油方法としてはあまり適切な方法とはいえないと考えられている。

    水蒸気の冷却後に得られる、精油とは分離された水の中には水溶性の芳香物質が僅かに含まれており、それらは「芳香蒸留水/ハイドロゾル」といわれ、一般的な呼び名としてはフローラルウォーターなどとも呼ばれている。

    油脂吸着法

    精油を採油方法としては吸着させて取るということもあります。脱臭した動物油脂などに植物を転嫁して精油を吸着させた後、エタノールで精油のみを油脂から抽出する、昔から利用されている古来伝承の方法もある。起源としては古代エジプトの時代から行なわれている熱を加える温浸法と、ルネサンス期に開発された室温で行って採油する冷浸法の二つのとおりが精油の基本的な方法となっている。

    油脂による精油方法の工程として、精油を吸着させて除去したものはアブソリュートと呼ばれている。零進法では熱による変質のない以上に高品質な精油を得られるが、時間と手間が掛かってしまうので、こちらの方法も現在ではあまり行なわれていない。

    1:冷浸法

    ジャスミンやバラなど、主に花から精油を抽出する場合に使われている方法で、動物性脂肪や植物油を塗ったトレーに花びらを並べて載せ、花びらに含まれる精油をトレーのオイルに救出させる。その後、トレーに塗った動物性脂肪・植物油から精油を分離して純化させて精油を採取する方法になっている。

    2:アブソリュート

    油脂吸着法・揮発性有機溶剤抽出法、超臨海流体抽出法など段階的な過程を経て最終的に得られた精油をアブソリュートと呼んでいる。狭義的には揮発性有機溶剤抽出法で得られた精油のことを指している。

    有機溶剤抽出法

    手間隙の掛かる油脂吸着法に取って代わった方法で、植物を有機溶剤に浸して、芳香物質を溶かし出した後、有機溶剤を気化させると芳香物質を含んでいる半固形状の物質が跡には残る。これをエチルアルコールに溶かし、-20℃~-30℃で冷却すると芳香成分とワックス成分が分離する。その後アルコールを除去して精油を得る。

    水蒸気蒸留法と比べて沢山の精油を抽出することができるという利点が他の方法とは大きく異なっている。また、水蒸気蒸留法のような熱の影響を受けないため、ローズやジャスミンなどの微妙な花の香りを得るには良い方法として重宝されている。この方法で取り出した精油もアブソリュートと呼ばれている。しかし人体に有害である有機溶剤が少し残る場合があり、この方法で取り出したアブソリュートを精油と区別する考え方もある。

    1:ティンクチャー

    バニラやローズなどの植物を単にエタノールやウォッカなどに浸して芳香物質を溶かしだした後、そのままアルコール成分を除去しないものもあり、これはティンクチャーと呼ばれ、精油成分が溶けている液体のことを指している。

    食品用との物はオレオレジン、化粧品用途のものはレジノイドと呼ばれている。この方法で取り出した精油は油脂吸着法同様アブソリュートと呼ばれている。

    超臨界流体抽出法

    1970年代好機に開発された方法で、液体ガスなどを超臨界状態にして芳香成分を溶かしだして得る方法のことを指している。

    抽出方法としては、まず主な二酸化炭素などに高い圧力をかけて超臨界状態にして、この中に植物を入れておき芳香成分をその中に拡散・浸透させていく。その後圧力を抜き流体を気化させると芳香成分だけが残る。この方法で取り出した精油もアブソリュートと呼ばれ、熱による成分の変質がなく、また有機溶剤抽出法のように有機溶剤が残る恐れがないことから安全性が高い精油が得られるというメリットがある。

    ところがこの抽出方法を行なうための装置があまりにも高価なため、そこまでこの方法が使用されているわけではない。二酸化炭素を使いこの方法で抽出した精油を特にCO2エキストラクト、またはCO2と呼ぶことがある。

    圧搾法

    柑橘類は果皮の表面にある油胞に精油を含有しているので、果皮に圧力を加えて油胞を潰すことで精油を得ることが出来る。果皮を絞るスクイーズ法と果皮をおろし金のような物で擦るエキュエル法がある。機材が完成するまでは今まで手動で行なわれているが、現在では機械化されている。果汁と一緒に絞り精油を分離する方法もある。L-リモネンなどのテルペン類は熱による香調の劣化が激しいので、圧力をかけるときに発生する僅かな熱から香気成分を守るために、その際に冷却しながら圧錫処理することが出来る。冷却圧搾で得られた精油は特にコールド・プレスと呼ばれている。

    熱による変質を受けにくいので、自然のままの香気を保てる一方、他の精油製造法に比べて不純物が混ざる可能性が高く、精油品質の劣化が早いことが欠点として挙げられている。

    賞香期限

    製品化された精油は、開封後約1年が目安となるものが多く、柑橘系は約半年ほどの賞香期限となっている。香木系のように年を経るごとに質が良くなるものもあるが、期限内であっても濁ってきたり香りが代わってきたりしたら使用しないほうが良い